12月13日 青春写真ワークショップ 概要発表
青春写真ワークショップ ご参加のみなさん
12月13日のワークショップ概要を連絡致します。
第一部 写真集カフェ
福川さんと写真集を語ろう。
コバヤシも秘蔵の写真集をたくさん持ち込む予定です。
第二部 フォトストーリーを作ろう
テーマ ”少女性” 高校一年生のモデルさん2名で池袋周辺の路地と、スタジオライティングで撮影します。
集合時間 10時
参加費用 10000円。
場所 池袋 アガイスタジオ
豊島区池袋2-23-16
アガイビル地下1階
03-5954-7577
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=zO9n7KqPWh5w.kRuslkrLh6QI&hl=en_US
重要事項
お弁当は、各自事前に用意して持ち込んでください。
スタジオ周辺にもコンビニやほっともっと、オリジン弁当など点在しています。
もちもの、
ノート、鉛筆。
福川さんとコバヤシに解説して欲しい好きな写真集、数冊,もてるだけ。
カメラ。できればデジイチ(ストロボに対応できるので)
ストロボで、こんなことがやってみたいというライティングがあればデータなどお持ちください。
タイムテーブル
10時集合
10時30分まで自己紹介、プログラム説明
11時よりブリッツギャラリー福川さんが来場。
トークショー&写真集を語る会。
テーマ、”写真集の楽しみ”by 福川芳郎さん
”写真集との出会いと撮影への応用”by 小林幹幸
”植田正治の写真集を語る”by赤山シュウ
13時 ランチタイム
13時30分からモデルさん入り。華凛、香坂天音(ソレイユ)
グループに分かれて池袋周辺の路地での撮影。
15時より、スタジオライティング撮影。
アガイのライト専門スタッフとコバヤシ、赤山のフォトストーリーのライティング。
17時30分 終了
18時、赤山シュウを囲む会 2次会場所(大金星)に移動。(自由参加、会費別途4000円)
21時終了予定。
モデルさん紹介
華凛さん http://soleil-2014.jp/member.html、(ソレイユ)
香坂天音さん http://soleil-2014.jp/member.html(ソレイユ)
特別講師 福川芳郎
ブリッツギャラリーオーナー。
昨年写真集の紹介本”アート写真集ベストセレクション”を玄光社より出版。
ゲスト 赤山シュウ 山陰で活躍する写真家。
植田カメラに勤務当時、植田正治先生の教えを受ける。
ヘルプ
おかりな 写真学校生。
第一回のワークショップではモデルも頼まれるなど人気上昇中。
赤山ケイン 赤山シュウさんの息子さん。ヘルプからモデルまでをこなす。
竹内ひろむ 愛称 パンチ アシスタント歴数カ月だがスタジオ2年を始め経験豊富。
以上のスタッフがみなさまをサポートいたします。
12/13 青春写真塾 写真集カフェ vol,1 in 池袋ブロンスタジオ
久々の更新になりました。
今回は12月に行います第2回、青春写真ワークショップ 写真集カフェ の詳細を報告させていただきます。
主催 小林幹幸
ゲスト 福川芳郎(ブリッツギャラリー) 、赤山シュウ
アシスタント 竹内ひろむ おかりな
今回は”写真集カフェと題して、写真家のバイブルとも言える写真集をブリッツギャラリーオーナー福川芳郎さんとともに読み解いていきます。福川さんは玄光社より”アート写真集ベストセレクション101”を出版しており、写真集を読み解くプロとも言えると思います。
前回もおなじみの赤山シュウさんは今回も山陰から駆けつけてくれます。
植田正治さんの家が経営するカメラ店、植田カメラに勤務されていた経験がある赤山シュウさんは植田先生の写真を撮るところを実際にご一緒されていた方です。
ご自身が好きな写真集5冊までお持ち下さい。(日本の写真集でも結構ですが、福川さんは海外の写真集に強いので、国際的な写真の読み方を感じるチャンスだと思います。)
それを写真集の専門家 福川さんが読み解き、コバヤシお勧めの写真集の紹介と、自身が写真に引き込まれた青春の写真集を紹介したり、ゲストの赤山シュウさんが植田正治先生の写真のエピソードなどを語ります。
モデルさんも揃え、ブロンストロボなどのライティングレクチャー、スタジオ実習もあります。
モデルさんが決まりましたらまたTWITTER上で発表いたします。
場所は池袋ブロンスタジオ、アガイ商事さんのスタジオになります。
11時集合 18時まで。(お昼は各自近くのコンビニなどでお弁当持参でお願いいたします。)
参加費は10000円になります。
また、みなさんのみずみずしい感性に出会えることを楽しみにしております。
ブロンスタジオ
アガイ商事株式会社
〒171-0014
東京都豊島区池袋2-23-16 アガイビル3F
TEL.03-5954-7577
E-mail:info@agai-jp.com
足で捜す本と情報について
先日の大地震、みなさんはどこで何をしていたのでしょうか?
僕はゆっくり本屋さんにいた所でした。
最近、本屋さんにいいる割合が多くなって来ています。
一時は何を買うのもネットに頼りっぱなしになっていた時期がありました。
では、本当に良い情報を手に出来ていたのか?と言うとそうではなかった気がします。
必要な情報は書評等を見て後から知ったものも多く、書店で本を探す時間の重要さに気がついてきました。
僕は土日、少しでも時間があると書店に出かけます。
仕事の日も、終わると深夜営業の蔦屋に足を伸ばす事も多くなりました。
ネットよりも足で捜した情報が本人にとって生きた情報になる可能性が高いと実感しています。
今月は毎月のように購入している雑誌、コマーシャルフォト誌ですが、興味深い記事があったので、書いてみます。
特集は、広告の仕事がしたい、、、で、どうする?
写真の売り込みガイド、、、、この記事がなぜ早くなかったのかなと思った。
現在、写真の仕事のニーズは多岐にわたる。
以前アナログの時代は、一流カメラマンが取材に応じ、この方法で成功しています、、的な記事が多かった様に思う。
この記事は写真家をキャスティングするフォトプロデューサーの側から書かれており、実用度の高い記事だと思った。ネタバレになるので割愛するが、写真家サイドではなく採用する側の意見も書かれている。
未来に求められているカメラマン像、、、
それは若者だけではなく自分たちの世代にも共通するもの。
どう生き残るか?ではなく、どんな未来を作って行くか?
情報は足で捜して見つけるものだと改めて思う。
トクヤマさん、TOMMYさんとホルモン
写真家として尊敬する仲間(本当は年下なんですが)トクヤマムネタカさんとTOMMYさんとホルモンパーティーをしました。
この二人は、僕が震災前からトクヤマさんのブログを見て知っていた事、トクヤマさんも僕がニューヨークでART+COMMERCEの賞をいただいた事も知っていて、ツイッターで知り合ったのが切っ掛けです。
彼に紹介してもらったのがあの妄撮で有名なTOMMYさん。
数年前、渋谷で飲んでから意気投合、ネット等でお互いの情報を行き来する仲に。
そして昨年は僕が責任編集をさせていただいたムック、PENTAX645Z,プロフェッショナルスタンダードの世界に写真家として、登場していただきました。
一年ぶりの今回は、TOMMYさんに待望の男子が授かった事もあり、名付けて"愚息会”笑 とあいなりました。
仕事もデジタルに変わり、日本国内だけでなく、世界を視野に入れた仕事を模索しなくてはいけない現代、お互い,実りのある情報交換会になりました。
昔、テレビ番組で松崎しげるさんと国広富之さんでトミーとマツっていう白バイ刑事ドラマをやっていましたが、このふたり、TOMMYとムネ!笑 そろって良い男なんですよ。
やっぱり写真家はどの時代も良い男じゃなければいけませんね。
僕もがんばります。
車のポスター広告撮影
僕がずっとやってきたことがあります。
それが広告写真の分野です。
現在はウェディングやスクールガールの世界で僕を知った方は多いと思いますが、僕のキャリアのスタートは広告撮影でした。
広告とは物、スチールライフを含むもの。
新入社員としてはじめて就職した会社は日本デザインセンターという会社のスタジオVIG、研修を終えるとここから名古屋のスタジオに出向になりました。
6ヶ月で僕は恥ずかしながらハードな車の撮影に耐えきれず、会社を辞めてしまうのですが、紛れもなく僕の商業写真としてのルーツはそのスタジオにありました。
車の撮影は商業写真の最高峰の技術を擁します。
全体が鏡面になっているので、全の面に映り込みが発生し、ここに黒、もしくはグレー、白の映し込みを仕込み撮影します。
それに撮影対象が大きい事によるライティングの違い。
スタジオによっても変化するライティングはとてもその世界を知るものでなければ撮影する事は出来ません。
実は、この撮影をうけるとき、電話で、メインはタレントさんですが、車の撮影も出来る人を捜しているのですが可能でしょうか?との問い合わせをうけました。
これは僕にうってつけの仕事だと思いました。
ただラフを見て相談しましょうとお伝えしました。
車の撮影と言ってもスケールには大きな違いがあります。
タレントメインで一部、車が写っているものと思っていた僕は驚愕しました。
ラフスケッチにはニース?と思われるヨーロッパの海岸を思わせるスケッチがプレゼンを通っていたのです。
笑うしかありません。
スタジオでは砂を敷き詰め、海岸を造ることになりました。
こんな撮影はバブル期以降めったにやったことはありません。
天空をイメージした紗幕を天井に張り出します。
スケールの大きな撮影になりました。
スタジオに砂漠?
数種類の色の砂を敷き詰め、リアリティ溢れる砂浜が出来上がりました。
ここでもう一つ、重大な要因が、、、、笑
実は僕は高所恐怖症。
スタジオでイントレを組み、アングル決め、、、8mの高さ3階建ての高さほどからの撮影です。
最初はイントレ3段でアングル決めをしましたが、これが足場を固定しないイントレがユラユラしてとんでもなく怖い。。。。。。汗W
息子の笑顔を思い浮かべ、“パパがんばるからなー”と言い聞かせ,笑
ここをビクつくと10数名を数えるカメラ、照明サイドのスタッフの士気も上がらないと思いがんばりましたね、こんな思いも久々かな。
撮影は二日間、終わった後はやはり、ここが自分の居場所なんだなあと思いました。
30年前、広告写真家を目指しながら路線変更を余儀なくされ、またこの場所に戻れた事、不思議な運命を感じました。
デザインセンター時代の先輩にもアドバイスいただきました。
恵まれた環境で撮影できて幸せでした。
僕はこういう現場監督みたいな職業があっているのだとおもいます。
今回、支えてくださった、鶴田さん、角田さん、照明さん、レタッチャーさん、全てのサポートスタッフに感謝させていただきます。
車の広告はずっと携わりたい仕事のひとつです。
もうすぐ公開です。
公開されましたらまたアップさせていただきますね。
最近のスニーカーブーム リーボックポンプフューリー
コンディションが太り気味の時は洋服を買う事に興味が沸かないようだ。
そのせいなのか、春のせいなのか、最近、スニーカーがマイブームになっている。
90年代、ナイキのスニーカーが流行っていた頃、雑誌Boonなどの取材でアメリカを車で走り回ってNBAバスケットの選手たちの写真を撮っていたものだ。
あの頃の僕のスタイルは春夏は半袖ボウリングシャツに革パン、スニーカーと言うものだった。
お気に入りは、JORDAN11と DT MAX, AIRMAX UPTEMPO とか。
いまでもロケ前には気分にあうスニーカーを目で追ってしまう。
当時、あまり興味がなかったが最近気になり出したのが、リーボックのポンプフューリーだ。
ファッション業界のおしゃれな人はこぞって履いていた。
サイトを見ると、自分のオリジナルカラーに発注出来る事がわかった。
テーマカラーのブルーとホワイトをメインにクロ系パンツに似合うブラックのアクセントのバージョンと2足をデザインして発注した。
到着まで2、3ヶ月かかると言う事だったのでオレンジの限定カラーを購入したが、一ヶ月程で届いてしまい、いま僕の元にはポンプフューリーが三足になった。
近所を廻ったり、打ち合わせの時には履くのだが、まだもったいなくて撮影には履いて行けないでいる。
自分だけのオリジナルカラー。
この夏は足下が楽しくなりそうだ。
フェルメール!!!
ここにふたつのイメージがあります。
ひとつは僕の仕事、インテリアショップ MOMO NATURALのカタログの表紙です。
ホームページにアップしようとして、デスクトップに保存しておいた所、案の定、アートディレクターさんに見つかってしまいました。
“おっ、かっこいいですね、、、これモトユキさんの仕事ですか?”
そうなんです。
実は一部の雑誌では僕はグラビア写真家などと思われているのですが,実はファッションやコマーシャルの仕事が多い写真家です。
グラビアが人物の魅力を写す職業だとしたら、ファッションやコマーシャルは企業のパワーアップを目的をした写真を撮る職業です。
被写体は主に外人の男女になります。
僕はそこに大きな魅力を感じています。
様々な国の人々と交流し、歴史を話し合い,文化を話し合い、写真を写して行きます。
僕は写真をあいまいなアートという名の軽々しいものとは思っていません。
自分が大好きだった”美術”に近いものだと思っています。
もう一枚はフェルメールの”牛乳をそそぐ女”。
オランダでフェルメールに焦がれ、フェルメールをテーマにウェディングのストーリーを作った事もありましたが、なんとなく、デスクトップに出ていたカタログの表紙を見て愕然としました。
こんなにも僕はフェルメールに影響されていたの? 笑
上は僕の仕事、下はフェルメールの“牛乳をそそぐ女”です。
ミルクのしずくの垂れる様子とか、びっくりするほど影響されていたのですね。